〜ニューヨークで挑戦し続けることの楽しさ」
このような演題として基調講演の機会を大正紡績、近藤健一氏の紹介でいただきました。
これまで33年間、日本の繊維業界に育てていただき、そして大変お世話になりましたことへのほんの少しでもの恩返しとなればと思い、お引き受けいたしました。
海外進出を考えておられる日本の繊維メーカーの方々に、ニューヨークのデザイナーのVOC (Voice of Customer)、初級編、中級編、上級編という段階別でのアプローチに対する提案、そして日本のメーカーさんの共通する潜在的絶対的強み、
当社がその上級編レベルのアプローチが完全にできているわけではありませんが、それを目指すことで、意識の壁は突破できること、「仕事」を「志事」に進化させること、なんのために「志事」をするのかを常に意識すること等、90分間、当社の幹部スタッフ、花岡千賀子、潮平須賀とともに講演させていただきました。
宇宙の摂理であるといわれている真善美を追求することは、人種、国籍、宗教、言語を超越した普遍性があり、米国のデザイナーの方々、日本のメーカーの方々がつながる、共通の付加価値を認識することで、ものづくりの意識の距離感が一挙に縮まり、商品を売る買うという次元を超えた、「一緒にものづくりをする」というところにつながっていくであろうということをポイントとして、講演を締めさせていただきました。
この機会をいただき、現場レベルでの事情、願望等、数多くのことを学ばせていただき、当社が今後、どのような新たな付加価値を創造していくことが社会でのお役立ちができるのかということに気付くことができました。
主催 された大阪府、せんば適塾、共催された関西ファッション連合、そしてそのような方々につなげていただいた近藤健一 様に心より感謝いたします。
河崎克彦
Osaka prefecture, Senba-Tekijyuku 5th Annual event “Textile Day”
I was asked to speak for the people in textile industry in Osaka area based on
“How Japanese textile companies can start business with US designers or retailers.”
Speech was about Voice of customers in NY, 3 levels of approaches, the strength of Japanese companies.
It was 90 minutes speech with Chikako and Suga.
We realized that what kind of new added value Katsu New York would need to be equipped by hearing from Japanese textile professional’s subconscious minds.
We were honored to be there with people from Japanese textile industry, because they supported my growth in last over 33 years.
Very thankful to Osaka pref. Senba-Tekijyuku and Kansai Fashion association and special thanks to Dr. Kenichi Kondo (executive of Taishobo).
Katsu Kawasaki