Wednesday, June 12, 2013

05/18/13 創業25周年を迎えて


おかげさまで、今年5月18日でこのKatsu New Yorkは、ニューヨークで1988年の創業以来、25年を迎えることになりました。
思い起こせば、マンハッタンのアパートの一室から、会社の備品としてはファックス電話と文房具のみでのスタートでしたが、一年後にKuni Nomura Int'l社にオフィスを一室を間借りをさせていただき、二年後には、8 West 40th Streetの11階に、1,100 Sqftのオフィスで3人のスタッフとともに事務所らしい型が取れるようになりました。
そして創業6年目の1994年に、Empire State Buildingの71階にオフィスを移り、2004年には、現在のEmpireの75階にオフィスを構えることができました

我々の業であります、日本の、もしくは日本の方々が作られる繊維織物、いわゆるテキスタイルを、ここニューヨークを中心として北米市場のアパレルおよびリテイラーさん向けに、企画販売するという仕事におきまして、この25年の間には、当然ながら、社会経済、ニューヨークという街、米国の繊維市場、御得意様、そして取引先様と多くの劇的変遷を遂げながら、山有り谷有り、それぞれの試練をいただくたびにその都度、少しずつではありますが、会社として心身ともに成長させていただけました。

やはり一番厳しく、一番大きく成長させていただけました機会は、2001年度、当時主要取引先でありました私の父親の営む繊維会社の倒産とその直後の911のテロでした。まさに自身のそれまでの常識をはるかに超える事件でありました。

こうして考えておりますと、本当に多くの方々にお世話になり支えていただけました事、そしてその方々、ひとりたりとも欠けていては、いま現在のKatsu New Yorkが有り得なかった事を、今日現在、真摯に受け止め、そして心より感謝申し上げます。

先日行いました、第94回、Katsu New York社内月例勉強会/コンパの席で、このようなフレーズを社員全員であらためて学習致しました。
"Yesterday is History. 
Tomorrow is Mystery. 
Today is a Gift. 
That is why we we call it PRESENT."

このように目の前に起こる、そして起こすことに全身全霊を降り注ぎ、これからもまずは、二十五年後の創業五十周年まで、毎日毎日永続成長できます強い熱く、そして温かな会社創りを目指して参ります。
会社年齢二十五歳、人間ならばやっと社会に慣れ始めた時期ですが、我々もそのやっと右左がわかるようになり始めた段階です。
今後ともひきつづき大善ベースの厳しいご指導のほど宜しくお願い致します。

最後に、当社の成長を強く優しく支えて来てくれました現在の、そしてこれまで一緒に働いてくださった社員全員の皆様に深く深く感謝いたします。
特に、22年以上も心身ともに貢献しつづけてくれています、花岡千賀子(専務取締役)、そして19年間、仲間の心をつないで来てくれた浅見佳伸、ふたりの幹部社員には本当に頭が下がります。
本当に有難うございました。

感謝

河崎克彦
代表取締役社長